卒業生に大学の今を見ていただくとともに、卒業生と大学のつながりを深めることを目的として開催されるホームカミングデー。今年は8回目のホームカミングデーとなり2021年12月12日(日)に新型コロナウィルスの感染再拡大防止の観点からオンライン開催されました。全体会には約70名の参加をいただき、学長講演、同窓会賞受賞記念講演、学術講演などを楽しんでいただきました。
全体会は電通大同窓生でもある水戸電通大准教授の司会により13時から開始され、最初に主催者挨拶とあわせて田野電通大学長から講演をいただきました。
田野学長からは新体制の紹介のあと、本学でのコロナ対策の対応と今後について話されました。続けて本学の教育・研究面での評価や就職の状況について紹介があり、UECビジョンなどの話をいただきました。
次に同窓会を代表して大家目黒会長からの挨拶を予定しておりましたが、身内のご不幸があり、中止となりました。
次に2021年同窓会賞受賞者による記念講演に入る前に、司会者より賞状が読み上げられ、同窓会賞の授賞式が行われました。
2021年同窓会賞受賞者である会津大学理事長兼学長の宮崎氏から「好奇心のおもむくままに」と題して記念講演をいただきました。初めに電通大、NTT研究所、会津大にて携わった主な研究開発の紹介のあと、特に自己修復可能な無線センサネットワークを具体的に説明いただきました。続けて、会津大学の紹介の中で教育環境、学外からの評価、会津大学発ベンチャーなどの話がありました。
次に電通大 i-パワードエネルギー・システム研究センター長・教授の横川先生から「カーボンニュートラルを実現するエネルギーインフラパラダイムとシステムレジリエンス」と題して講演をいただきました。初めに自己紹介のあと、感染拡大防止に向けたセンサー活用について学内での取組み、地域・業界への拡大など説明いただきました。続けてカーボンニュートラルに向けた具体的な取組みについて話がありました。
次に電通大基金を活用した給付型の独自奨学金の受給者である情報理工学域Ⅱ類3年の木村壮一さんと情報理工学域Ⅰ類2年の濱口美月さんから、それぞれ自己紹介から始まり、入学のきっかけ、授業内容の紹介、サークル活動の紹介、奨学金のお礼の話がありました。
次に電通大基金へ多大な貢献を賜りました方々に謝意を表するため、電通大経営・広報戦略担当の植村理事より、令和2年度にご貢献を賜りました紺綬褒章受章者、大学基金特別貢献会員、貢献会員の方々の紹介がありました。
最後に植村理事から閉会挨拶があり、全体会が終了いたしました。
*大学のホームカミングデー紹介ページは下記のページをご覧ください。
http://www.uec.ac.jp/about/activity/home_coming_day/