令和元年(2019年)目黒会関西総支部総会は6月1日、大阪科学技術センターに29名の方々にお集まり頂き開催しました。目黒会野々村欽造会長他、本部役員に来賓としてお越し頂きました。本年は電通大/大学院オープンラボと日程が重なったため大学からは残念ながらお越しいただけませんでした。
第一部は本大学出身で東北大学教授 小嶋秀樹様による「人工知能を活用したヒューマン・コミニュケーションの研究」というテーマでのご講演をしていただきました。ご講演では 電気通信大学で認知科学にご興味を持たれてから「人とコミュニケーションを取るコンピュータ」、さらに「人とコミュニケーションを取るロボット」の開発に至る経緯をお話しいただきました。また、現在ではその自作したロボットを使用して コミュニケーションをとることが困難な子供たちの症状緩和に向けて取り組まれるなど参加者の関心は高く、ご研究内容をわかりやすくお話しいただきました。
第二部は総会で、小島宣治総支部長(S50B)より平成30年度事業報告、収支決算書および令和元年度事業計画についての説明があり、満場一致で全議案が承認されました。
第三部は野々村会長よりご特別講演を頂きました。野々村会長からは、目黒会定時総会の内容として少子化への対応の取り組みや大学創立100周年記念式典の模様などをお話しいただきました。また、関西支部の方々は最近の大学の様子を知らない方々も多いため、その様子なども簡単にお話しいただきました。
第四部は懇親会で、小島宣治総支部長の挨拶で始まり、例年通りご来賓を囲んでの歓談が進みました。今年も新たなメンバーの参加もあり、幅広い世代間での交流を実現できました。会場中で歓談が弾む中、お時間となり井関宏介氏(S43S)の一本締めで散会となりました。