文責:首都圏 幹事 小出
総支部長 傘
2018年7月15日
2018年の首都圏総支部総会・夏の交流会は我が母校創立100周年を記念し、ホームカミングデー同日の7月15日(日)学内にて開催されました。首都圏総支部会員に地方国内支部(9支部)37名を加え、総数100名を越える会員に参加いただきました。
総会では、昨年度の活動報告/会計報告、今年度の活動予定/新役員体制が承認されました。今年度より、冨沢一郎(50T)新首都圏総支部長を中心とした新体制に移行いたします。会員各位におかれましては、ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。
大学来賓挨拶では木野理事、田中理事、中野理事にご参加いただき、それぞれの専門分野について、及び大学の現状について説明していただきました。
野々村目黒会会長からは、午後から行われる大学全大会の案内を行った後、支部助成金が傘首都圏総支部長へ贈呈されました。
特別講演では電気通信大学教授宇宙電磁環境センター長である芳原安英(ほうばら やすひで)先生にお願いし、「電波を観測し、地震や竜巻、宇宙天気の予測を目指す」と題して、ELF(extremely low frequency, 3 Hz–300 Hz)電波による巨大エネルギー雷の観測、日本トータル雷観測ネットワーク(JTLN)の電通大による展開、雷頻度による降水量分析、地震先行電離層擾乱の予測、電通大起点の宇宙の天気予報展開などをご説明いただきました。
それにより、電波観測による、地球・宇宙環境の監視および予測ができること、自然災害の軽減に貢献できること、地球・宇宙環境の仕組みの理解に役立つことをご説明いただきました。
日本トータル雷観測ネットワーク(JTLN)の電通大による展開は、まだまだ観測拠点の空白地帯があり、各国内支部長にご協力いただきたい旨のお願いがありました。
全体写真
目黒会助成金贈呈(左)、総会(右)
芳原先生のご講演