電気通信大学同窓会 目黒会

関西総支部

2016年度 総会 報告

平成28年度目黒会関西総支部総会は5月28日、大阪科学技術センターに30名の方々にお集まり頂き開催しました。電気通信大学より三橋理事、目黒会本部より野々村会長他、本部役員の方々に来賓としてお越しいただきました。

第一部では関東学院大学の西田麻美先生より『ソフトロボットの開発動向と小型ロボットの実演』と題する講演をして頂きました。西田先生は、2009年電気通信大学にて工学博士を取得され、現在 関東学院大学にて機械工学科の講師をされております。今回のご講演では、従来のロボット特性(高精度、高剛性、高出力)とは対極に位置する特性(柔らかい、軽量、低コスト)を持つまだ研究途上で若い分野であるソフトロボットの開発動向と、医療分野・災害現場・農作物の管理など将来の具体的な応用事例についてご紹介頂きました。また最後に先生の開発された昆虫のような動きをするソフトマミロボットの実物もご紹介頂き同分野に関する理解をより深めることができました。

第二部は総会で、小島宣治総支部長(S50B)より平成27年度事業報告、収支決算書、28年度事業計画及び支部代表代議員選出(小島宣治総支部長)についてのご説明があり、満場一致で全議案が承認されました。

第三部は野々村会長と三橋理事より特別講演を頂きました。野々村会長からは、目黒会の活動状況をご紹介いただき、28年度の目黒会方針として、グループ活動の充実強化・国内外の支部活動活性化・ICT活用による広報活動などを通して会員の方々の満足度向上に取り組んでいくことのご説明を頂きました。また電通大100周年記念事業に向けた状況をご説明頂き、基金への協力も呼びかけられました。三橋理事からは、文部科学省の国立科大学改革プランを受け、電気通信大学として世界ないし全国的な教育研究に取り組む支援分野を選択したことのご説明があり、今後の取組戦略として情報通信領域やオプティクス分野の最先端研究などを基軸としていくことのご説明がありました。

第四部は懇親会で、小島宣治総支部長の挨拶で始まり、例年通り来賓の方々を交えた歓談が行われました。途中、参加者の思い出話や近況報告があったり、支部に対する激励のお言葉を頂戴したりと楽しい時間は瞬く間に過ぎ、全員で記念撮影をして散会となりました。
(H1D 久保浩/記)
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