「第10回電気通信大学ホームカミングデー」開催報告

昨年は調布祭との同時開催でしたが、今年はオープンキャンパスとの同時開催で2023年7月16日(日)に新C棟を会場として昨年に続き対面開催となりました。当日は約200名の参加がありました。全体会では学長講演、学術講演などを楽しんでいただきました。

午前中は目黒会独自企画として下記のプログラムを実施しました。

●グループ会交流会
グループ会に登録されている79グループのうち、今回は下記の9グループにご協力いただき、各グループ5分以内でグループの活動状況を報告いただきました。普段聞くことのできない他のグループの活動状況を聞くことができてお互いに今後の参考になったとすれば幸いです。
角田・赤池研究室同窓会/素光会(剣道部同窓会)/柔道部OBOG会/IHI電通大OB・OG会/60Tクラス会/電通大40Tクラス会/電気通信大学技術士会/UECWOMAN女子会/おもちゃの病院

 

●卒業0周年交流会
今回初めての試みとして今年卒業・修了したばかりの同窓生に集まっていただき、ランチを取りながら交流を深める場所を提供いたしました。これをきっかけに卒業5周年・10周年の交流会につなげることができればと考えています。

 

 

 

●留学生交流会
在学中の留学生に集まっていただき、目黒会の海外支部の状況、目黒会の就職相談及び日本語の重要性、日本での就労ビザ取得についてなどの説明の後、活発な質疑応答が行われました。その後、グループ毎にランチ交流会に参加し、親交を深めました。

 

 

●目黒会カフェ
新C棟1階103教室では目黒会カフェが開設され、鳥人間サークルの機体展示や、動画による鳥人間サークルの紹介、UEC WOMAN女子会の集まりなどで、多くの方に交流の場として活用いただきました。

 

 

 

午後は大学企画としての全体会はUEC奨学生の情報理工学域Ⅲ類3年の熊澤さんの司会により13時30分から開始され、最初に主催者挨拶とあわせて田野電気通信大学長から講演をいただきました。

田野学長からは大学の教育・研究の概要として研究と教育のレベルや、大学の強みなどの紹介があり、今年のトピックスとして今年度は大学強化策の転換期の説明や、キャンパスマスタープラン策定などのお話をいただきました。

 

 

 

次に共催者挨拶として同窓会を代表して森目黒会長からは新体制の説明のあと、国内支部総会実施/予定一覧の話や、目黒会2大事件勃発、同窓会ラウンジ開設1年の紹介がありました。

講演中の芳原先生

次に一つ目の学術講演として電気通信大学大学院情報理工学研究科・ネットワーク工学専攻教授の芳原(ほうばら)先生から「電波を用いて地球宇宙環境を探る、予測する!」と題して講演をいただきました。初めに自己紹介のあと、雷で極端気象を予測する研究の中で突風の発生予測の紹介や、宇宙と電磁気現象などのお話をいただきました。

 

 

 

講演中の井口先生

続けて二つ目の学術講演として自然科学研究機構 国立天文台教授の井口先生から「未踏領域への挑戦:電波望遠鏡で切り開く新たな知の地平線」と題して講演をいただきました。初めに自己紹介のあと、アルマ望遠鏡計画の紹介や、銀河形成・進化の研究の紹介、さらなる研究の未来への挑戦として「日本のアルテミス計画への参加」などのお話をいただきました。

 

 

 

最後に大家電気通信大学理事から閉会挨拶があり、全体会が終了いたしました。

ホームカミングデー前日の7月15日(土)には国内支部委員会に続き、国内支部交流会が大学会館3階「ハルモニア」にて開催されました。国内支部交流会では10支部からお国自慢の地酒14本を提供いただき、「お国自慢の地酒コンテスト」を行いました。銘酒人気投票の結果、1位から3位までの表彰を行い、会場は大いに盛り上がりました。

第1位 東海支部

第1位 東海支部 銘柄 敷嶋
第2位 首都圏総支部 銘柄 七賢
第2位 北陸支部 銘柄 加賀鳶

 

 

 

 

*大学のホームカミングデー紹介ページは下記のページをご覧ください。
http://www.uec.ac.jp/about/activity/home_coming_day/