電気通信大学同窓会 目黒会

東北総支部

目黒会東北総支部2023年度総会終了報告

令和5年12月22日

目黒会東北総支部令和2023年度総会終了報告

目黒会 東北総支部
総支部長 木村行男

東北総支部総支部長の木村です。
今年の電通大同窓会目黒会東北総支部の総会は、9月16日(土)午後2時から会場開催+オンラインで、参加者16名で実施し、無事終了したことをご報告申し上げます。
会場は、仙台サンプラザです。
なお、総会に先立ち、上期役員会を9月9日(土)午後3時30分よりオンラインで開催しました。

第一部では、特別講演として、秋田県立大学教授嶋崎先生から「地域活性化に大学は何ができるのか?」という演題で講演いただきました。
嶋崎先生は、電通大大学院電子情報学専攻博士課程を修了されて電通大大学院情報システム学研究科の助手から秋田県立大学に移り、現在は秋田県立大学システム科学技術部教授です。講演では、最初ご自身の履歴、兼業、受賞、裏稼業、研究などを紹介していただきました。地域貢献活動について、次のようなお話をいだだきました。
地域貢献活動のためには行政の協力が必要であるが、都会と田舎の行政対応の違いを調査し、行政からの協力を得る方法を検討しました。また情報システム分野における産学連携の現状を調査しました。大学からの地域貢献は地域での起業を支援することですが、実施する際に、大学での教育を絡めることとしました。大学で起業支援プログラムを実施すると、地域側が起業を目指す大学生を育てることになりますが、それにより起業ノウハウを得て地域側も育っていくようなります。アイディア創出会議を行い起業体験プログラムを実施します。
以上のように地域貢献活動をお話しいただきました。

第二部として総会を行いました。総会議事は
(1)2022年度活動報告
(2)2022年度会計報告、会計監査報告
(3)2023年度活動計画
(4)その他
です。
今回の定期総会の議長として東北総支部長が選出されました。議長より議案書に基づいて2022年度活動報告、会計報告、および、2023年度の活動計画について報告され、次いで、会計監査報告が報告されました。
次に目黒会東北総支部会則の改定として、役員の任期途中での交代について会則に規定しました。
また役員交代として、福島県幹事を尾形光則さんから荒井薫さんに交代しました。
これらについて全て上記出席者の全会一致で承認されました。
その他として、正規会員の増加策の検討、総会の活性化、東北総支部のホームページの活用について議長より報告と提案がなされました。

母校の電気通信大学の理事大家万明様から講演をいただきました。
最初に電通大に関する面白いネタとして、ネットアンケートでの大学人気投票で最も名前がかっこいいと思う国立大学に選ばれたこと、有名人隈研吾氏やフワちゃんが電通大を来訪したことを紹介されました。
次に、電通大の研究・教育についてであるが、電通大は文科省の研究大学強化促進事業に採択されるトップ19に選ばれるほどの研究レベルの高さを持っており、有名企業400社実就職率全国8位であり、数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定されるなど教育のレベルの高さも有しており、全国国公私立大学800校の中で電通大の教育・研究はトップレベルであると紹介されました。
次に、大学強化政策の転換の今年、電通大が先頭に立って「情報・理工系人材」の育成を進めるため、入試改革として電通大の個別入試に「情報Ⅰ」導入やCBT(コンピュータを用いた試験)の試行、大学の教育プログラムとしてデザイン思考×データサイエンス(D×2)プログラムの新設を行ったことを紹介されました。
次に、キャンパスマスタープランの策定と実現ということで、ホップステップジャンプでキャンパスの整備を進めている状況をご説明されました。ホップで東33,34,36,37号館改装、ステップで西9号館の改装まで実行しており今後のジャンプの部分実現計画をご説明されました。

目黒会本部水戸専務理事からは、今年度の目黒会の新体制、国内支部の総会実施状況、ゆうメール封入物の親書確認厳格化に伴う対策、ホームカミングデー開催の報告、同窓会ラウンジ開設1年にあたっての投稿状況、活性化活動に関してお話をいただきました。

今回の参加者として電通大から1名、目黒会本部から1名、支部会員は2名の方がご出席されました。東北総支部役員は全員出席されました。(現地出席14名、オンライン出席2名)

第三部として、オンラインによる懇親会を行いました。参加者の皆様から、自己紹介と近況報告をいただきました。大いに盛り上がり予定の時間を1時間近くオーバーしました。中山副総支部長の締めにて閉会しました