2020年9月19日
首都圏総支部
文責:副総支部長 山崎
2020年2月頃から始まった新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、2020年の首都圏総支部総会・講演会は、Webツールを使用したオンライン会議という初めての形態で、9月12日(土)に開催されました。首都圏総支部会員50名に加え、大学から2名、目黒会本部2名、国内7支部から8名、米国支部1名の参加を頂き、総勢63名がZOOM上に結集しました。新入生3名を含む学生7名の参加やオンラインなのではじめて参加という方がいらしたことも特徴的でした。
総会では竹田智彦総支部長が議長を、宮澤信一郎副総支部長、岩本茂子幹事が書記を務め、前年度の活動報告、会計報告、監査報告、今年度の活動計画、及び予算、役員および役割分担について審議され、承認決議されました。また、首都圏総支部からの支部代表代議員として、宮澤信一郎副総支部長が選出されました。
大学側のご来賓として出席頂いた田野俊一学長からは、動画再生という形でご挨拶を頂きました。新学長としての方針、体制、目黒会との協力関係の強化などについて、お話を頂きました。
目黒会からは大家万明会長よりご挨拶を頂き、支部助成金が首都圏総支部へ贈呈されました。新会長としての抱負、大学との連携強化などについてお話を頂きました。
特別講演では、電気通信大学の横井浩史教授より、『筋電義手について』という講演題目で講演をして頂きました。電気的な命令によって動く義手の現段階での研究内容と課題、将来的な可能性についてお話頂きました。参加者からの意見、質問はチャットで記述して頂き、その場で横井先生にお答え頂きました。
過去には使えないと言われていた切断肢の残存機能活用の可能性や、子供の頃から筋電義手を使い慣れる事によって、IT技術と一体化した新しい人類が生まれるという将来的な期待などについて、質疑の中でご説明を頂きました。
その後、オンライン懇親会を飲食物は各自準備という形で行いました。岡村衡幹事の進行で、竹田智彦総支部長が開会挨拶、宮澤信一郎副総支部長が乾杯を行ない、岩本茂子幹事の新入会員を迎える言葉に続き、新入会員2名からスピーチをして頂きました。
歓談後、音楽好きの部屋、無線の部屋、UEC WOMAN女子会の部屋、シニアの部屋など出入り自由な6つのZOOM会議室に分かれて懇談し、最後にZOOMの全体会に全員戻って、江尻貞明監査担当による閉会の挨拶と一本締めでお開きとなりました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
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