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掲載:2025年7月7日

中川直哉・深沢武雄著 『日本のNMR(核磁気共鳴)東西5つの源流』

深沢 武雄(1961 電子工学科入学)
fukazawa「あっと」texnai.co.jp

活動地域

東京都

URL

http://www.texnai.co.jp/

電気通信大学黎明期、初代学長寺沢寛一先生、量子力学の神戸謙次郎先生支援のもと、藤原鎮男・林昭一両先生によって開発されたNMR(核磁気共鳴)磁石が、2019年4月、日本の化学遺産に認定されました。「日本初のNMR分光器用磁石」としてでした。本書は、これを機に、同時代のNMR研究者であり、相対論的NMRの提唱者、中川直哉名誉教授(98)とともにNMRそのものの研究史のほか、日本のNMR開発の源流について調査して纏めた本です。あわせてNMRの延長線上に発展をとげてきたMRI(磁気共鳴画像)の研究史についても触れています。核磁気共鳴は19世紀初頭に端を発した核物理学研究の中で進化を遂げてきた研究でありますが、それが、現在、化学分析、医療画像に欠かせないNMR分光器として結実したのは、先の大戦中、日米で実施された科学動員の落とし子としてであったことがわかりました。ぜひご一読ください。