


ギャラリー
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暑中見舞其二【片蔭】
掲載:2025年8月4日
作者
時田 清(1968 応用電子工学科入学)
作品紹介
写真は、昨日8月3日の12時半過ぎの布多神社へ通ずる天神通りの「片蔭」*で、俳句では晩夏の季語です。「片蔭」や「片かげり」を使った俳句では川崎展宏作や山口青邨作が人口に膾炙(かいしゃ)していると理解しています。
掲句は、朝日新聞朝日俳壇入選作。
*炎天下、建物や塀などにそって道の片側にくっきりとした日陰ができる。道行く人は暑さを避けて、その陰になった涼しい所を通ったり、そこで休んだりする。古くは夏陰といわれ、今は「片かげり」とも。(角川俳句歳時記第四版夏より)