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「千畝忌」を詠む

掲載:2024年7月31日

「千畝忌」を詠む

作者

時田 清(1968 応用電子工学科入学)

作品紹介

7月31日は杉原千畝の忌日。駐リトアニア領事代理時代ユダヤ人約六千名に査証を発給、その生涯は映画「杉原千畝」に詳しい。先年リトアニアを旅して大国に翻弄された小国の傷跡を多く見た。
シャウレイの十字架の丘は19世紀対ロシア蜂起での犠牲者を悼んで祈りを捧げる為遺族が十字架を持寄って始り、ソ連のブルドーザーによる蹂躙が何度もあった、という。
ソ連に占領されていたバルト三国は1989年8月23日に独立を要求しリトアニアのビリュニス大聖堂から約200万人が手を繋いでエストニア、ラトビアの各首都を結ぶ「バルトの道」を作った。
カウナスの元日本領事館は日本の奉仕団が壁を修復していた。出身地の岐阜県八百津町は毎年命日前後に「杉原ウィーク」を開催、掲首はこの短歌大会での入選作他―ロシアの暴挙に曝されているウクライナを憂い詠う。掲句は句歌集「花は葉に」抄出句(選者評;人道主義に徹した杉原千畝への敬慕の句)。