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梅雨晴間閑話其二「光る君となでしこ」

掲載:2024年7月8日

梅雨晴間閑話其二「光る君となでしこ」

作者

時田 清(1968 応用電子工学科入学)

作品紹介

NHK大河ドラマ「光る君へ」が愈々佳境へ「彰子の入内、まひろの宮仕え→源氏物語」。その前にまひろの娘*の誕生―疎遠になった夫藤原宣孝へ(娘を庭の花・常夏になぞらえて)送った歌(掲首右―常夏・とこなつは撫子・なでしこの古称)、と父を思う玉鬘を慮って光源氏が詠んだ歌(掲首左―源氏物語第26帖「玉鬘の母によく似た容色を見たら父内大臣も旧の垣根(母夕霧の居所)を尋ねたくなるであろう」谷崎潤一郎)。写真は今年の我が家のなでしこ(所謂大和撫子ではなく渡来種(唐撫子など))。【「なでしこ」は「撫でし子」と語意が通じることから屡々子供や女性に例えられ和歌等に多く参照される。古くは「万葉集」から詠まれ「枕草子」では「草の花はなでしこ唐のはさらなりやまともめでたし」とある】(ウィキペディア)。俳句では初秋の季語。
*後の大弐三位で百人一首に「ありま山猪名の笹原風ふけばいでそよ人をわすれやはする」を残す。