chofunetwork26-2
27/54

253 ビッグデータとM2M通信技術M2M(Machine to Machine)通信とは、カーナビやスマートメーターなど、必ずしも人間の対応を必要としないデータ通信の形態である。将来、あらゆるモノがインターネットに接続し、モノ同士が連携して新しく多様なサービスを創出する時代が来ると、M2Mによる桁違いの通信規模への対処が必要となる。我々は、総務省委託研究『「モノのインターネット」時代の通信規格の開発・実証』において、広域ネットワークへ直接収容する端末数を抑制するべく、ゲートウェイを介した接続による集約を促進するデバイス接続集約管理技術(図1)の研究開発を行った。4 おわりにビッグデータの有用性に鑑み、異業種・異分野での相互活用フレームワークや、個人情報を保護しつつビッグデータを広く社会で有効活用するための指針を策定し、価値創造・社会発展に向けたビッグデータ基盤の構築が望まれる。図1 M2M通信におけるデバイス接続集約管理技術スマートテクノロジーフォーラム(STF)2014

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です