chofunetwork26-2
14/54

12調布ネットワークVol.26-2旅について何か書いて欲しいとの依頼があり、皆さんの参考になり、お役に立ちそうな経験談を少し書くことにしました。思いおこせば高校時代、世界史が好きで将来は文学部史学科に入るつもりでした。しかし、担任の先生から理科系の進学を薦められ、運よく電気通信大学に入学でき、卒業後は技術者として定年まで企業に奉職しました。このような昔の思いがありましたが、サラリーマン時代は時間が無く世界遺産等を体感する機会は少なかったのです。しかし、定年退職が近くなると、優先的に世界遺産巡りに同級生と出かけることにしました。現在も継続しています。世界遺産旅行のきっかけ一番のきっかけは1979年春にシルクロードの十字路と言われたアフガニスタンのバーミヤーンに出かけたことです。当時はまだ紛争状態になる直前であったので外国人の旅行は許可を得れば何とか可能であり、50メートルと30同級生と行く世界遺産旅行今井高介昭和50年電子計算機学科卒メートルの磨崖仏を自由に見学でき、感激したものです。唐の高僧玄奘三蔵の大唐西域記(7世紀)に出てくる黄金(当時)の大仏です。旅行翌年からソ連侵攻から始まる長いアフガン紛争に入ったので当時の旅行は幸運でしたし、後年磨崖仏は破壊されてしまい、もう見ることもできませんので大きな経験でした。その後はしばらく機会が無かったのですが、ペルー(マチュピチュ)の世界遺産見学などに出かけていました。定年退職が近くなると年一回は出かけていますが、その中で特に印象が強くお薦めできる世界遺産旅行を紹介します。ボロブドール遺跡2009年に訪問したインドネシアのボロブドール遺跡は仏教遺跡としては素晴らしい造りアフガニスタンのバーミヤーンにて(1979年5月)インドネシアのボロブドール遺跡(2009年11月)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です