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7謳っており、その主要な観点は、①「ミッション再定義」を通じて、各大学の有する強みや特色、社会的役割を明らかにする、②大学のガバナンス改革、学長のリーダシップの発揮を通じて、各大学の有する強みや特色、社会的役割を踏まえた主体的な改革を促進する、③人材・システムのグローバル化による世界トップレベルの拠点形成を進める、④イノベーションを創出するための教育・研究環境整備を進め、理工系人材の育成を強化する、⑤人事・給与システムの改革を進め、優秀な若手研究者や外国人研究者の活躍の場を拡大する、⑥国立大学として担うべき社会的な役割等を踏まえつつ、各専門分野の振興を図る、の6項目です。そして、これらの観点に基づく各大学の改革成果を考慮しつつ、教育・研究活動の成果を踏まえた新たな評価指標を確立するとともに、第3期中期目標期間(平成28年度~平成33年度)には運営費交付金のあり方を抜本的に見直すとしています。非常に重要なそして難しい時期に差し掛かっています。それだからこそ、自他の状況を冷静に把握しつつ、短兵急な対応に惑わされることなく、一貫した戦略の下でビジョン実現に取組むことが必要と考えています。機能強化の基本的スタンス本学はサイズとしては小規模です。小規模で単科であるが故に、資源が潤沢でなく多様性にも乏しいという弱みがあることは否めません。一方、小規模であるからこそ、機動性や柔軟性を発揮しやすいという強みも有しています。機能強化を進めてゆくに際しては、経営3戦略の下で、「弱み」を克服しつつ「強み」を存分に活用する施策を構築し推進してゆきたいと思います。研究大学強化促進事業の推進構想における本学のスローガンは「小さくても光る大学」です。“既に光っている”ので「もっと光る大学」と言うべきかもしれません。「研究成果創出でもっと光る大学」を、「人材育成機能でもっと光る大学」を、そして「学生、卒業生、社会から見てもっと光る大学」を目指し機能強化に取組みたいと思います。日頃から大学のためにいろいろなご支援を労を惜しまず尽くしていただいている目黒会とは、多方面での連携を更に強固なものに高め、引き続きのご支援を賜りますよう願ってやみません。今後ともどうかよろしくお願い致します。時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。諸先輩方のご支援とお力添えにより、昨年の第63回調布祭は延べ20,000人を超える方々のご来場を戴き盛況に開催されました。改めてここに御礼を申し上げます。今年度の調布祭開催日は平成26年11月21日、22日、23日の3日間となっています。今から実行委員一同が一丸となって準備を進めておりますので、是非とも足をお運びいただきたく、お待ち申し上げます。第64回調布祭実行委員会 委員長皆川 貴郁第64回 調布祭のお知らせ羅 針盤学長就任にあたって

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