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41までの拘束時間は、12時間にもなります。ただこれからは、事務局長が全部の委員会に出席するのではなく、副事務局長と分け合って参加するようにした方が、本人やご家族の負担軽減にもなると思います。目黒会事務局で力を一番注いでいるのは、就職支援活動です(全人件費の43%)。大学が作成した資料にも、目黒会が就職サポート体制の強力な柱の一つと書かれています。最近は相談に来る学生が年々増えています。電通大の学生を採用したいと考えている企業の採用情報を集め製本した「企業研究誌」を毎年作成し、学生と保護者の方へ無償で配布しております。その他にも、企業と学生のマッチング場としての会社説明会を年4回、OBによる分野別相談会、マスコミ希望者向セミナー、さらには、評判が高い個人別就職相談と模擬面接などを行っています。もうひとつ、私の任期中にあった忘れられない出来事は社団法人から一般社団法人への移行です。この作業は中谷副事務局長の頭と力が無ければ、こんなに予定通りには出来なかったと思います。この法人移行については、中谷さんの退任ご挨拶にお委せしたいと思います。長いようであっという間の8年間でした。考えてみれば大学時代の倍の期間も大学に通ったことになります。楽しい仲間と喧々諤々と討論し、先輩への説得や若い人の指導を行いながら仕事をし、おいしい酒が飲め、健康で働けたたことに感謝しております。目黒会とともに歩んで中谷 敬郷(昭和41年 電波工学科卒)平成19年から平成25年4月まで5年余にわたり目黒会事務局の業務に携わり、さまざまな経験をさせていただきました。61歳定年で現役を退いたあと、しばらくは無為の生活を過ごしていましたが、いま少し生きた社会に触れ、できれば社会に貢献する活動がしたいという気持ちになっていた頃に、ご縁があり目黒会の活動に参加する機会を得ました。現役時代とは全く異なる分野の仕事に戸惑いや失敗が多々ありましたが、事務局の仕事は私にとって新鮮でチャレンジャブルな毎日で、辞して一年、いまだ感謝の念を禁じえません。さて、目黒会は公益法人改革法の施行に伴い、平成25年4月より一般社団法人へと移行いたしました。この法人移行にあたっては、関連する委員会と理事会、事務局の連携作業で、行程表をもとに足掛け三年にわたる移行準備作業を続けましたが、このミッションに私も深く関わり上海支部総会に参加した時はその熱気に圧倒されました。皆さんビジネスの情報交換でお互いに熱く語り合っていました。米国支部は他の海外支部とは異なり、日本人だけで構成されていますが、今まですぐそばに電通大の卒業生が居ることを知らなかった、という話をよく聞きました。海外の各支部は、大学からのインターンシップ先の斡旋要望にも応えてくれています。米国支部では、会社に入って米国駐在員を命じられた時など、色々相談にのるよと話していました。またこのような目黒会の海外支部活動を通して、大学からの最新の情報が伝えられるので、電通大への留学生の増加にもお役に立っているのではないかと思います。事務局の仕事についてもお伝えしたいと思います。委員会は年間47回、理事会は7回、大学の委員会が8回、幹部会が7回、目黒会のイベント等が8回あり、事務局を代表して出席しています。これに国内外支部出張を加えると、会議と出張が多い仕事になります。私が事務局長になったばかりの時は、これほどの回数、委員会は開催されませんでした。逆に言えば委員会活動がどんどん活発になってきたといえます。委員会活動は、昼間は仕事のある委員がボランティアで活動されているので、委員会は夜に開催せざるを得ません。従って、委員会が終わる目黒会役員 就任・退任のご挨拶

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