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23昨年11月22日、調布祭が賑やかに開催される中で参加人数28名の御参集を得て“電気通信大学技術士会”が発足しました。9月の電通大菅平交流会で、目黒会の安田会長に御相談してから2か月後の事でした。会の発足は、技術で社会貢献を行う電通大OBが集い交流することで、人脈を広げ相互情報交換して会員の活動を活性化することを目的としています。従って、会員は技術士に限らず、技術で社会貢献を目指す電通大OB・在学生・職員としています。大学の技術士会ということから、ここでの社会貢献の第一は母校電通大への貢献と考えています。時折しも電通大が文科省の「研究大学強化促進事業」に採択されたことを踏まえ、母校の飛躍のきっかけに何らかの貢献ができれば、技術士会発足のこれ以上の意義は無いでしょう。5月の第一回総会に向けた幹事会での意見交換で、大学への貢献を実現する為にまずなすべきことは、大学と技術士会相互がお互いを良く知り合ことと認識するに至りました。技術士会サイドでは会員の詳細なプロフィールを作成し大学と共有する事であり、大学に対しては研究室公開などの機会をとらえて研究内容と同時に先生方を良く知ることであると考えています。これらの交流をするに当たり、電通大には研究室と社会を繋ぐ大学技術移転組織(TLO)であるキャンパスクリエイトがあることは、技術士会にとっても大変幸運なことです。このような電通大技術士会を発足するにあたって、企画した者が技術士であったことが、行動を起こす為に大きな力を与えてくれたと感じています。技術士は一般的な技術分野の中でその専門性を認定する唯一の国家資格です。同時に、東京の日本技術士会本部を中心に全国各県に支部があり、技術プロフェッショナルとして相互の情報交換・研鑽・業務連携を行っています。他に企業内、大学内にも技術士会があり連携と同時に技術者の資質・立場の向上にも努めています。すなわち技術士は既成の組織を超えて人脈作成と研鑽をつむことができる国家認定の資格といえます。技術士の資格は、電通大OBにとっては人脈形成に、そして在学生にとっては就職した会社を超えて自らの世界を広げる事に大いに有効です。この意味から多くの方に技術士の資格取得へのチャレンジを期待したいと思っており、技術士会としてもこのお手伝いをしたいと考えています。発足したばかりの電通大技術士会であり、具体的活動内容はこれから歩みながら考えていくという状況です。会の継続性を重視し、会員と大学にとって有意義な会にしていくために皆様のご参加とご協力をお願いいたします。連絡先:遠峰 徹(とおみね てつ)e-mail:clouds.tomine@gmail.com平成25年11月22日  電通大技術士会発足会 B棟 102 教室電通大技術士会 幹事長 遠峰 徹(S51M)電気通信大学技術士会発足の報告と技術士会へのお誘い

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