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15転職支援に同窓会ネットワークをフル活用。坂本 就職支援活動で苦労した点や具体的な事例をご紹介ください。津田 最近の話ですと、電気メーカー出身の38歳のIT関連企業を希望した電通大OBの転職をまとめた例があります。目黒会は電通大現役学生の就職支援を主な柱としていますが、同窓会の位置付けからして、卒業生の会員の転職先紹介事業も行っています。紹介する転職先は、大竹美千秋さんたちが築いてきた人脈をフル活用しています。企業からすると、目黒会の就職担当者からのお話ならば「難しいかもしれないがとりあえずは対処します」という風になってくる。出席者(敬称略)司会坂本 隆広報委員会委員長(独立行政法人出身)就職委員会委員大竹 美千秋(メーカー出身)津田 宏(電力会社出身)小柳 洋(メーカー在職中)事務局森 淳(メーカー出身)大竹 幸裕(通信会社出身)自身の「やる気」と情報活用が転職成功の秘訣。日本経済はデフレから脱却し、回復傾向にあります。以前から、大学卒業後の3年間で約3割が退職するとされていましたが、今後IT技術によるイノベーションの進展に伴い、転職・再就職する若者が増加していくと思われます。目黒会就職委員会のメンバーと目黒会事務局の転職経験者に、目黒会のOB転職支援への取り組みや転職へのアドバイスなどをざっくばらんに語っていただきました。今後は会員サービス向上を図るために、転職希望者支援の枠を広げていきたいと考えています。小柳 時代とともに産業界の構造が変わって来ていますから、電通大ではエンジニアとしてメーカーに入る人が多いので、転職がこれから増えていくのではないでしょうか?大竹(美) 以前目黒会には“転職委員会”があり、再就職支援をしていました。しかし、状況が変わってきてだんだんと活動を縮小して、2~3年前からなくなってしまいました。なぜかというと、普通の新卒と違って再就職はすごく手がかかるんです。転職希望者が持っているキャリアと企業が要求するレベルのマッチングが難しい。何年か勤めると、「専門でこんな事やってきました。これを活かしたい」と言われ座談会

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