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14調布ネットワークVol.26-1大転職時代の心得を伝授セカンドキャリアの探し方。特 集リストラや早期退職募集が当たり前のように行われ、特定の経験やスキルを持つ人材を対象としたキャリア採用が企業の人材戦略の柱と考えられるようになった現在では、「生涯一企業」という日本の伝統的な就業スタイルは過去のものになりつつあります。また、体力も気力も充実したシニアにとっては、退職後の新たなキャリアは、よりよい人生に欠くべからざる要素といえるかもしれません。大転職時代を生きる会員の皆様へ、目黒会が実施している就職支援活動の紹介も含め「転職」という節目を軽やかに乗り越えるために役立つ情報を特集しました。編集委員より去る3月24日に行われた卒業式で、先生方から卒業生へ贈られる言葉を聴きながら、自分自身のキャリアライフを振り返りました。新卒で大手電機会社に就職した委員は、日本経済や社会経済の荒波にもまれて会社生活を送り、主任・課長・部長と後半はマネージメントを中心に会社経営に貢献してきましたが、2001年以降、会社が赤字を計上するようになり、早期退職の募集に直面しました。そのとき委員は50歳を超えており、これ以上マネージメントの仕事を続けても面白味がない、短い人生、好きな技術屋の仕事に集中したいとの意向から早期退職への応募を決意しました。当時は、退職や再就職を経験した人たちからのアドバイスなど全くなく、退職後のハローワーク通い、再就職活動など暗中模索の日々が続きましたが、幸いにも4ヵ月後、技術中心の一部マネージメント含む仕事に就くことができました。以降、退職時の助言や再就職の情報を求める多くの元同僚に接し、自分なりの「心得」を話してきました。大転職時代を迎え、転職や再就職が身近になる中で、参考となる助言をまとめる意義があるのではと思い至ったことが、今回の特集の企画に結びつきました。現役の同窓生や定年を迎えて次の再就職先を探す方々の参考になればこれに勝る喜びはありません。保存版

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