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13で、外壁のレリーフはお釈迦様の生涯を印してありました。ジャワ島中部のジョクジャカルタという古都の郊外にあります。完成は8世紀頃と言われていますが遺跡発見は19世紀だそうです。長年、土の中に埋まっていたのですが、この地は火山が近く、火山灰に埋まっていたそうです。その大きさは仏教寺院として世界最大と言われ、115メートル四方の面積で、高さ33メートルもあります。近くにはプランバナンというヒンズー教の大きな遺跡もあります。この地は地震が多く2006年の地震で一部崩壊して修理中でした。同級生との世界遺産旅行その頃、仕事関係で大学時代の同級生の傘(カラカサ)さんと久しぶりに会うことになり、この時から中年の同級生仲間で世界遺産旅行に行くことになりました。ナイル川クルーズでのエジプト旅行2010年12月には傘さんとエジプトの世界遺産見学に出かけました。ご存知かも知れませんが、「アラブの春」と言われた騒乱は翌年の1月頃から起きています。有名なカイロ考古学博物館が荒らされたりして観光どころでは無い状態が続いていましたので、その時も大変ラッキーな旅行時期でした。アスワンハイダムのあるアスワンからクルーズ船に乗船しナイル川を下りながら3泊してルクソールまで移動しました。優雅なクルーズ船の旅は是非お薦めいたします。エジプト国内の世界遺産を十分に見学できなかったのですが、その歴史の重みには感激したものです。ナイル川上流にある「アブシンベル神殿」はアスワンハイダム工事で沈んでしまうのを防ぐため、分解して上部に移転したことで有名ですが、そのラムセス二世像は巨大でした。遺跡が多いのはルクソール(古代都市テーベ)ですがナイル川の東側にルクソール神殿、カルナック神殿、西側にハトシェプスト女王葬祭殿、王家の谷があります。王家の谷には有名なツタンカーメン王のお墓もあります。カイロ考古学博物館も是非見学を推薦する箇所です。ここを十分見学できればエジプトの歴史がほとんど分かるではないかと思います。多くのミイラも保管されています。スペイン・ポルトガル周遊2013年10月には同級生の坂藤さん傘さん今井の3人でスペイン・ポルトガルの世界遺産旅行に出かけました。多くの日本人が訪問するスペインは2回目の旅行ですが、前回1987年と様代わりしている場所もありました。どこも、前回より観光客が増えていましたが、グラナダ市内のアルハンブラ宮殿は、一日の入場者数を制限していて1時間毎に入場者数も制限していましたので入場券入手が面倒だそうです。特にお薦めしたいのはスペインでは地中海沿いのタラゴナ市内にあるローマ帝国時代の円形闘技場やラスファレラス水道橋です。もう一つはコルドバ市内のメスキータです。イスラム教寺院をレコンキスタ(イスラム教徒からの国土回エジプトのアブシンベル神殿遺跡(2010年12月)旅の感動体験記特 集

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