chofunetwork26-1
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17人の担当者で平均年齢52・7歳の社員を200人引き受けて、2年間で全員再就職させました。給料は半分から1/3、それまでの経験はほとんど活かせない。だけど割増金貰って、退職金貰って、就職支援する際に経済計算もしてあげました。今本人が何歳で子どもが何人いて、退職金がどれくらい貰えるから、後はどれくらい収入があればやっていけるなとか、人生設計のような。無条件では転職はできませんね。ホームページで転職者への求人情報公開も視野に。坂本 私が転職を考えた時点で、再就職支援会社はすでに4、5社は存在していたと思います。そこに出向くと、起業するためにはこういうことが必要ですとか、こういうデータを用意するといいとか、事業プランを作りなさいとかさまざまなアドバイスを授けてくれるんですね。辞めた当初はどこに行けばいいのか、何をすればいいのかまったくわかりませんでしたが、紆余曲折の末、人材銀行と再就職支援会社に登録しました。結局、転職先は自分自身で探したのですが、登録することには意味はあると思います。大竹(幸) 率直な質問なんですが、転職斡旋会社に行ったらいいのか、目黒会みたいな所がいいのか。どちらが正解でしょう?坂本 両方を活用すれば良いと思います。人材銀行にまず登録する。人材斡旋はヘッドハンターと同じで、人材会社が就職先から金を貰うから登録にお金はかかりません。並行して目黒会にも相談をする。森 今、目黒会のホームページに就職専用サイトを作る計画で、すでに構成もでき上がっていて、学生と求人の企業の両方にメリットが提供できるサイトを目指しています。ここに転職希望者用のコンテンツを載せることも考えています。津田 目黒会の良いところは、就職支援活動に関するデータベースを構築しているところですね。過去何年かの集積したデータベースから必要な情報を抽出して、特定の企業用の資料を作ることができます。例えばH社の就職試験にはH社用の資料を作る。T社の就職試験にH社の資料を参考にしても意味はありませんから。その代わり、転職希望者は予め、行きたい会社を決めてから目黒会に来ないといけないですけれど。大竹(美) 目黒会でこういう企業から求人があります、という情報をホームページで提供できれば良いのではないかと。現状では、就職担当者が求人リストを共有していて、必要に応じて各社にメールを送っています。求人リストを会員の皆さんが誰でも見られるようにする。そういうページを設けて、ここにアクセスしてくださいとURLを調布ネットワークなどに記載すれば良いですね。坂本 最後に、転職をお考えの会員の皆様へ、経験に基づいたアドバイスをお願いします。小柳 やる気が大事だと思う。大竹(幸) 普段からの人脈の構築。森 転職場面ではその人がどういう風に生きてきたか、人間性をまず見られる。人間性ということは、普段の生活がいかに大切かということでしょう。大竹(美) 中途採用は人柄ですね。大転職時代の心得を伝授 セカンドキャリアの探し方。特 集

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